新体力テスト 種目説明
皆さんが学校で実施している「新体力テスト」には、8つの種目があります。
各種目について、何をどのように測定するのか、簡単に説明していきましょう!
◇握力
指から肩にかけての上肢の筋力を測定します。
直立の姿勢で腕を自然に開き、力の限り測定器を握りしめます。
◇上体起こし
腹筋と足の筋持久力を測定します。
30秒間で、できるだけ回数多く両肘と両大腿部がつくまで上体を起こします。
◇長座体前屈
腰部から大腿部にかけての柔軟性を測定します。
壁に背中をつけた状態から箱全体をできるだけ前方遠くへと押し出し、移動距離を見ます。
◇反復横とび
全身を使った側方への反復運動の速さ、敏捷性を測定します。
100cmの間隔で引かれた3本のラインのうち、中央のラインに立ち、両端のラインを越すあるいは踏むまでサイドステップをできるだけ回数多く繰り返します。
◇20メートルシャトルラン
全身の持続力を測定します。
一定の間隔で一音ずつ電子音が鳴り、次の電子音が聴こえるまでに20メートル先の線を越すあるいは踏み、向きを変える、という動作をできるだけ回数多く繰り返します。
◇50メートル走
短距離を走るための瞬発力を測定します。
50メートルの距離をできるだけ早く走ります。
◇立ち幅とび
主に股関節から足首あたりまでの下肢を使って、全身を水平方向にとぶ能力を測定します。
つま先を踏切線に揃え、両足で同時に踏み切ってできるだけ前方にとびます。
◇ボール投げ
運動を調整する能力、素早く動き出す能力、力強さ、そしてタイミングの良さなどを測定します。
小学生はソフトボール、中学生はハンドボールを使って、できるだけ前方に投げます。
以上の8種目のテストは、皆さんの基礎体力を測定するものです。
種目の内容を理解し、テストに臨みましょう!
【参考画像】
文部科学省新体力テスト実施要項
【参考文献】
ルートプラス 教育豆知識代表コラム41『「新体力テストは8種目ある』
閲覧:(2022/09/26)
閲覧:(2022/09/26)
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