体力テストの歴史①
体力テストがいつ頃から始まったか知っていますか?
体力テストの始まりは昭和39(1964)年までさかのぼります。1964年はちょうど前回の東京オリンピックが開催された年になります。
昭和36(1961)年に国民へのスポーツの普及などを目的に『スポーツ振興法』が公布され、国民の体力・運動能力の現状把握するために「体力テスト」の実施が始まり、その後、「小学校スポーツテスト」「壮年体力テスト」「小学校低・中学年運動能力テスト」が加わりました。スポーツ医科学の発展や国民の生活の変化などから、種目や実施方法などが見直され、平成10(1998)年に現在実施されている「新体力テスト」へと改訂されました。「体力テスト」は実施当初から、毎年全国を対象に行われています。
(http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~akamatu/tairyoku/Q&A/q4.html より作成)
時代と共に、体力テストは変化を遂げ、体力テストで得られた国民の運動データは、体力向上や運動能力向上のための新たな施策などに生かされ国民の体力向上に貢献してきました。
体力テストの結果は、毎年「スポーツの日」に公表されています。ぜひチェックしてみてください!
<参考文献>
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~akamatu/tairyoku/Q&A/q4.html
https://www.sportstest.net/article/History_of_Sports_test.html
文部科学省「子どもの体力向上のための取組ハンドブック」, 2012年, https://www.mext.go.jp/prev_sports/comp/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2012/07/18/1321174_04.pdf
文部科学省「新体力テスト~有意義な活用のために~」,2000年
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