導入事例 - Pestalozzi Technology

えりも町立えりも岬小学校

  • ~500名
  • 北海道・東北エリア
  • 学校
利用人数35人
導入目的体力テスト業務での教員の負担を減らす
・体力テストデータを授業改善に活かし、児童の学びにつなげる
課題/導入後の効果・各児童の記録の集約と分析にかかる作業が大幅に削減
・測定→課題の認識→改善→測定‥の循環が容易になり、体力への意識向上や課題解決力などの学びにつながっている

今回は、えりも町立えりも岬小学校教頭のS先生の取り組みを紹介いたします。S先生は元北海道体育専科教員で、日高管内学校体育研究会の事務局長も兼任されています。

データ収集と的確な分析の効率化を目指し、ALPHA導入

小学校での体力テストは、学校全体で取り組む一大イベントであり、時間と手間がかかります。特に教員は、計測から分析まで膨大な時間を要し、紙に記録した後Excelに数値を入力するという作業に大きな負担を感じていました。日々の業務が忙しい中で、膨大な数字を手作業でまとめるのは非常に大変です。そこでデータの収集と分析を効率化できる集計システムが必要だと考え、ALPHAを導入しました。

体育のウォーミングアップや朝学習でも活用 ―体力向上への意識が芽生えた

体力テストは、自分の今の体力を知るための重要な機会ですが、通常は年に1回程度しか実施されません。「まずは正確に計測できるようにしたい」と考え、体育の授業の準備運動として1~2種目を測定することから始めました。さらに、朝学習の時間にも全校で定期的に計測を行うことにしました。その結果、児童は正しい計測方法を身につけるとともに、体力向上への意識が芽生えました。自分が頑張りたい種目を選び、積極的に取り組むようになったのです。記録の集約と分析はALPHAが行ってくれるため、教員も負担感はほとんどなくなりました。

また、朝学習では、各自が端末を使って体力を計測し、その数値を覚えて入力する仕組みになっています。さらに、上級生が教員の役割を担うようになり、児童間での協力も進んでいます。入力後は児童が自分の目標や課題に合わせて、お手本動画を視聴しています。

ALPHAが児童の成長と教員の業務改善をサポート

授業や朝学習での体力計測は、まだ始まったばかりの取り組みですが、児童は自分自身と向き合い、個々に目標を設定するようになりました。大切なのは良い結果を出すことだけではなく「どうやって課題を解決するか。」 ALPHAを活用することで、児童の意識改革と体力向上のサイクルが回り始め、教員の業務改善にもつながりました。

(編集:Pestalozzi Technology株式会社)

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