
長野市立緑ヶ丘小学校
利用人数 | 366名 |
導入目的/課題 | 体力テスト結果のフィードバックに即時性を求めていた |
導入後の効果 | 子ども達の運動意欲アップに繋がった |
長野市立緑ヶ丘小学校で5年生の担任を務める久保田智絵美先生にお話を伺いました。
フィードバックの即時性に魅力を感じ、ALPHAを導入。経産省の補助金も後押しに
従来は長野県に体力テストのデータを提出して個人結果表をもらっていましたが、即時でフィードバックができるALPHAに魅力を感じ、導入してみようと思いました。また、経済産業省の補助金で無償で1年間使えると知り、お試しで使ってみようと思いました。
今回ALPHAを利用した方法
体力テスト実施時は担任が名簿に記録を記入していました。その情報を印刷し、子どもたちに配り、教室で子どもたちが自分の記録をALPHAに入力しました。また、別の時間にアンケートを教室で入力しました。自分の体力テスト結果やオススメの運動動画を見て、運動に関する目標と、目標を達成するために何をするかを考える時間を設け、生活の記録(日記帳)に書くよう促しました。子どもたちは、それぞれ「短距離走のスタートの時は重心を低くしたほうがいいと動画を見てわかったので、運動会前の練習で意識してみたい。」「サッカーのスタメンになりたいから、持久力を上げるために、8の字鬼 ごっこの動画を見て実際に取り組んでみたい」などと意見を出し、やる気を高めていました。

ALPHAの利用で子ども達の運動意欲アップへ
実際にALPHAを使ってみて即時にフィードバックを受けられるところが良いと感じました。フィードバック画面には「A評価まであと〇点」と表示されるなど、子どもたちの運動に対するやる気を引き出す工夫があると思います。また今回は、教室で記録を入力しましたが、オフライン入力もあると知ったので、今度試してみたいと思います。
今回は補助金利用を用いて無償でALPHAを使うことができましたが、次年度から本格導入となった際に保護者の費用負担が課題となります。この課題をクリアできるよう、何かしらの方法を探っていきたいと考えています。
(編集:Pestalozzi Technology株式会社)