
札幌市立
北光小学校
体力向上は夢の実現への第一歩!ALPHAを使って主体的学びへ。

今回インタビューを受けてくださったのは、札幌市立北光小学校で教務主任を務める河嶋一貴先生。(インタビューは2024年2月に実施。)
きっかけは将来の夢を描く授業
本校の教育課程に6年生の総合的な学習の時間の中で「私が描く、私の未来」という学習があります。この学習のねらいの一つは、「夢を実現するためには健康な体が必要」という考え方に基づき、基本的な運動習慣について子どもたちが学ぶことです。6年生の担任と話し合った結果、体力テストデジタル集計システムALPHAを使うことにしました。
子どもたちの主体的な学び、子ども同士の学び合いにつながる
本校の教育課程に6年生の総合的な学習の時間の中で「私が描く、私の未来」という学習があります。この学習のねらいの一つは、「夢を実現するためには健康な体が必要」という考え方に基づき、基本的な運動習慣について子どもたちが学ぶことです。6年生の担任と話し合った結果、体力テストデジタル集計システムALPHAを使うことにしました。
ALPHAを使った授業は、合計4回行いました。
① ALPHAにアクセスして、生徒情報を登録してから1回目の体力テストの測定を行い、体力向上のための学習計画を立てる
② 2週間後、2回目の測定をした後に、1回目と比較して結果はどうだったか、さらに伸ばすためにはどうするべきかを自己分析する
③さらに2週間後、3回目の測定を行って自己分析をする
④冬休み明けに4回目の測定を行い、学習全体を振り返る
あくまでも教員は子どもたちの「伴走者」に徹し、一通り使い方を子どもたちに説明した後は、一人一人の学ぶ様子を見守り、必要に応じてアドバイスをするにとどめました。子どもたちはALPHAのフィードバックを参考にしながら自分自身で学習計画を立て、測定結果や自己分析したことを互いに紹介し合っておりました。主体的に学ぶ姿や、子ども同士で学び合う姿を見ることができました。
ALPHAを使ってみて
これまでの体力テストではスポーツ庁にデータを提出した後、個人結果票をプリントアウトして保護者の方に渡すだけにとどまっておりました。しかし、せっかく体力テストをやるならデータを活用して、子どもたちの学びにつなげたいという意識がありました。ALPHAを使いながら結果の伸びを実感して意欲を高めている様子や、ALPHAのフィードバックをもとに運動習慣づくりの計画を立てている子どもたちの様子を見て、ALPHAは子どもが自分自身を知り、結果を学びに生かすのにとても有効だと感じました。これからもALPHAを使って、体力テストを有効活用した学びを展開できたらいいなと思います。
(編集:Pestalozzi Technology株式会社)
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